釜石の木材で被災地再建 活用進む豊富な資源、新工法にも期待

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山野に囲まれた東日本大震災の被災地、釜石市で市内産の木材の利用が進んでいます。今春開設された市内初の道の駅「釜石仙人峠」でも、ベンチや商品棚に活用され、木の暖かみを生かしたデザインが採用されています。建設需要が旺盛な被災地では、豊富な木材を利用して、コストを抑えたり、強度を増したりといった新しい工法を模索する動きも出ています。

新しい道の駅は4月21日、国道283号と仙人峠道路(東北横断道釜石秋田線)との交差点にオープンしました。“まちの玄関口”として、復興需要や2019年ラグビーW杯の開催などで増加が見込まれる観光を出迎えます。地場の農産物や水産加工品を扱う産直のほか、軽食コーナーも設置されています。

 

釜石地方森林組合が、この道の駅で使う商品棚といすやテーブルなどを寄贈しています。いすは釜石湾から見える穏やかな海をイメージした柔らかな波型。テーブルはラグビーボールの形をデザインしました。

宅地再建でも、木材活用に注目が集まる。その一つが同組合が提案している「柱材活用型住宅」。角材を連結させて、パネル状に使う工法です。

合板工場が被災し加工板材の生産が進まない中で、角材をそのまま利用するため、価格は1坪当たり約50万円で一般の住宅よりも約3割安く、工期も約1カ月半と、約2カ月短縮できる見込みです。大量の木材を使用するため、地元木材の利用促進にもつながります。

 

同組合によると、釜石市と隣接の大槌町を合わせた総面積640平方キロのうち約9割の570平方キロが森林。木材の供給に活用できる民有林が170平方キロあり、このうち持続的な利用が可能な水準の3割を管理すると、約80人の雇用が生まれる見込みです。同組合の高橋幸男参事は「W杯が開かれる新スタジアムへも地元の木材が活用できる」と期待を込めました。

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