気仙沼大島大橋が着工 17年3月完成

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宮城県は、気仙沼市の本土と大島を結ぶ大島架橋事業で主要構造物となる「気仙沼大島大橋」の着工式を、同市磯草で開きました。気仙沼湾に位置する大島は、本土との連絡手段が船舶だけで、安全・安心や地域振興といった観点から、地域住民らが架橋を要望してきました。東日本大震災では長期間にわたって孤立した経緯もあり、同県は、復興の先導プロジェクトとして大島架橋事業に取り組んでいます。

気仙沼大島大橋の施工はJFEエンジニアリング・橋本店・東日本コンクリートJVが担当しました。工期は17年3月21日までです。大島架橋事業の全体完成は18年度を予定しています。

式典では、宮城県副知事が「大島地区の安全・安心を確保するとともに、日常生活における利便性の向上や、観光振興、地域間交流を促進するため、事業実現に全力で取り組む」とあいさつしました。気仙沼市長は「気仙沼市民にとって四十数年来の悲願であり、着工式を迎えることができたことに感謝申し上げたい」と述べました。

気仙沼大島大橋は、橋長356メートルの鋼中路式アーチ橋で、アーチ支間長は297メートルです。完成すると東日本では最大のアーチ支間長になります。上部工は工場製作を進めている段階で、来年11月ころ同市内で組み立て作業に取りかかります。16年に3000トン級のクレーン船を用いて架橋する予定です。設計に当たっては、大島架橋設計検討委員会を設けて議論し、災害に強い構造や風景になじむ白を基調とした色彩を採用しました。詳細設計などは大日本コンサルタントが担当しました。

大島架橋事業では、同橋のほか、本土側に2本、大島側に3本のトンネルが設けられます。いずれも施工は橋本店が担当します。来年9月ころに全トンネルが完成する見通しです。

式典に出席した橋本店社長は「地域の皆さんの願いをつなぐ橋をしっかりと造りたいです」と述べました。
地元児童からも「夢の橋ができるまでのことをしっかり見て、たくさんの人たちの苦労や思いを後に伝えていきたいです」といった声が上がりました。同日には、大島架橋の愛称も発表されました。一般県道大島浪板線の愛称は「気仙沼大島竜宮海道」に、気仙沼大島大橋は「鶴亀大橋」に決まりました。

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