初の純国産アーチ型 鳴子ダムを土木遺産に

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 宮城県大崎市鳴子温泉の住民でつくる鳴子まちづくり協議会(高橋鉄夫会長)が、鳴子ダムを土木学会の「選奨土木遺産」に登録しようと活動を始めました。国内初の日本人技術者による純国産アーチダムとして鳴子ダムの歴史的価値を再認識するとともに、地元の貴重な観光資源を広くアピールするのが狙いです。

 協議会は29日夜、大崎市鳴子公民館で初めて勉強会を開き、協議会メンバー約20人が出席。土木遺産に選ばれた全国各地のダムを挙げ、鳴子ダムの歴史的経緯と遺産登録に向けての課題を説明しました

 鳴子ダムは1951年に着工し、57(昭和32)年に完成。翌年に運用を始めました。外国人技術者を招かず、日本人技術者で設計・建設された初の純国産アーチダムという点で貴重とされています。

 5月の大型連休中には雪解け水による堤上部の「越流部」からの放水が見られ、水紋を描きながら流れ落ちる様子が「すだれ放流」として地域の風物詩になっていることも評価できます。

 登録への課題としては、昭和30年代の単体構造物が遺産に選ばれた前例がないことや、地元住民の盛り上がりが不可欠であることを挙げました。
 協議会は今後も勉強会を重ね、イベントやシンポジウムの開催も検討しています。選奨土木遺産は、幕末以降の歴史的な土木施設の顕彰や土木技術の意義のアピールなどを目的に、2000年度に創設されました。

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