仙台市の地下鉄東西線、開業目標

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仙台市交通局は、地下鉄東西線の建設事業に関して、2015年12月6日の開業を目指すと発表しました。今年3月末までに本体土木工事が完了し、その後進めてきた軌道や建築・設備、電気などの工事に一定の見通しがついたことから、これまで2015年度中としてきた開業時期について、目標日を明らかにしました。
同線は、若林区に設ける荒井駅と太白区の八木山動物公園駅を東西に結ぶ工事延長約14.4kmの路線で、建設費の総額は2298億円です。駅数は13駅で、仙台駅で既存の地下鉄南北線と連絡します。

東西線の建設で市は03年に鉄道事業許可を取得し、06年秋に本体土木工事に着手しました。一部のトンネル工区が貫通済みだった11年3月に東日本大震災が発生し、各工区ではそれぞれ3~6カ月の範囲で工事が中断しました。構築中の施設に被害は少なかったですが、その後、被災地全体の復旧・復興に伴ってマンパワーや資材の確保で困難に直面しました。そうしたなかで13年7月にトンネル全線が貫通しました。
トンネル区間の大半はシールド工法で構築しています。部分的にNATM工法を、ごく一部で開削工法を用いています。車両は、鉄輪式リニアモーターカーを採用しています。動力にリニア誘導モーターを用いてレール上を車輪で走行する駆動方式の車両です。従来の電車車両による路線よりも施設をコンパクトにできるので、建設費の抑制効果を見込めることがメリットと言われています。東西線のトンネル断面は内径約4.8m(軌道1本)で、従来型の南北線よりも1mほど小径です。このタイプの地下鉄路線は既に国内で、都営地下鉄大江戸線や横浜市営地下鉄グリーンラインなど、都市部で複数の建設例があります。

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