【宮城県】 JR仙石線運転再開から1年

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 東日本大震災で被災したJR仙石線が運転を再開し、30日で1年を迎えた。利用客数は通勤・通学の利用を中心に震災前の水準まで回復した一方、今後は沿線自治体への観光客誘致が課題となります。JR東日本仙台支社は「通勤・通学に加え、沿線の観光振興に向けて地元と連携していきたいです」としています。

■利用客震災前水準に

 同社によると、仙石線のあおば通-高城町間の平成27年6~8月の1日当たり平均利用者数は5万9800人です。震災前の平成22年同時期の6万1700人の約9割に達しました。仙石線再開と同時に開業した仙石東北ラインの高城町-石巻間の27年6月~今年4月の1日当たり利用者数の4100人を加えると6万3900人となり、震災前から3・6%増となりました。

■「気軽に訪れて」

 一方で、県の平成27年観光統計概要(速報値)によると、昨年の石巻圏域の観光客入込数は317万7千人で平成22年の71・7%までしか戻っていません。今後、どのように観光客を増やしていくかが課題です。

 沿線自治体である東松島市は震災前、多くの観光客でにぎわった野蒜海岸などで防潮堤工事が続きます。一方で高台に移設した新たな野蒜駅付近に観光物産交流センターを、震災遺構として保存する旧野蒜駅舎に震災伝承館を今夏の完成を目指して整備中です。同市商工観光課は「復興は半ばだが、完成した施設を利用し、観光客の呼び込みにつなげていきたいです」と話しています。

 東北線と仙石線を利用し、仙台-石巻を最速52分で結ぶ「仙石東北ライン」が開業したほか、被災した陸前大塚(東松島市)-陸前小野間の一部は内陸の高台に移設されました。

 今夏からは仙石東北ラインの一部列車を石巻線に乗り入れ、女川駅(女川町)まで直通運転します。

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